嬉々日記

Darling.

2011.09.22 (Thu)



サイト名
OtomE Device
OtomE Device
Darling.

作品概要
題名:Darling.
対象年齢:18禁
配布形態:200円+税
スチル:46枚(差分含め75枚)
エンディング:16
総プレイ時間:4時間~8時間程

ストーリー
恋愛に疎いヒロインが、父のクビをかけて「政略結婚」することになった!

彼氏にはフラれたばかりだし、
もう誰も好きになれないかもしれないし、
このまま生きててもしょうがない……

そんなところに舞い込んできた、セレブ達とのお見合い話。

父「ドキッ☆イケメンだらけのお見合い話! 玉の輿もあるよ」

――かくして政略結婚に踏み切ったヒロインだったが
お婿さんとの生活は一癖も二癖もあって――



キャラクター
平良 並 (主人公)
年齢:20歳前後
性格:おっとり系と元気系の選択制。
共通する性格は、恋愛に鈍いことと、おおらかな決断力。
おっとり系にした場合、のんびりで真面目に特化。敬語口調。
元気系にした場合、前向きで無邪気に特化。スキルはツッコミ。

南条 常春
大会社グループの御曹司。20代 仕事以外のことに興味がない。
能率、効率重視で「気持ちの問題」などは信じていない。
バカは嫌い。話してて疲れるし、時間の無駄だから。
主人公に対しても高圧的な態度で、愛情を必要としていない。
怜悧冷徹なその性格の隙を突ければ、夫婦円満に暮らせそうだけれど……。

八尋 隆之介
陶芸の家元。30代 穏やかで、人当たりの良さは悟りの境地を開いている。
礼儀正しく、人を責めず、微笑みを絶やさない。
目つきが悪いことと、横文字に弱いことを本人は気にしているが、
欠点を補ってあまりある人格の円さに彼を「先生」と慕う人間は多い。
主人公に対しても柔和な物腰で接するが
どこか距離を置いているかもしれない……。

(サイト様より転載) ※R18作品・ネタバレ注意




選択肢を選んで読み進めるタイプのADVゲームです。
攻略キャラは南条 常春と八尋 隆之介の2人。
最初にこの2人の男性と結婚するか選択します。
二つの話に関連性はなく、それぞれ独立したストーリーになっています。
(サイト様より引用)



主人公、並は平凡な家庭で育ち、平凡に生きてきた。
就職が決まり、来年の四月には一人暮らしと、社会人生活を始めるつもりでいる。
ある日、付き合っている男性に浮気され、失恋してしまう。
そして家へ帰ると自分の父親の会社が倒産の危機であることを聞かされる。
会社は父親に全ての尻拭いをさせるために解雇させるつもりでいた。
しかし娘を地位のある人物と結婚し、血縁関係を結ぶことで、
大手の会社と縁故を作れば、父親の解雇を免れる。
並は自分の父親のためと、失恋のショックでヤケ気味になり、政略結婚を受け入れてしまう。

15禁版と18禁版がありますが、私は18禁版をプレイしました。
体験版はありませんが15禁版がフリーゲームなので、
18禁版を迷ってるという方はそちらをプレイして参考にしてみてください。
1ルート2時間~4時間、スチル 46枚(差分含め75枚)。
加えて18禁ゲームで200円はかなりお買い得だと思います。

面白くて、すぐにコンプしてしまいました。
時間はそれほどかからなかったと思いますが、おまけが充実しています。
TRUE ENDをクリアすると、スタッフロールと一緒に漫画が…!
あの時、彼が思っていたこと、2人の結婚後のささやかな幸せなどが見れます。
さらにR18回想2つ、後日談2つ。
後日談は、数年後の話とオトナのおまけです。

R18の長さは普通~少し長めぐらいかと。
ほぼ合意の上なのでラブラブが多いです。CGも豊富です。
しかし、常春が道具を使用したり、無理やり、というシーンがあります。
ですがそれほど残酷なシーンはないので、苦手な方でも大丈夫かと思います。




南条 常春
いつもはオールバックですが、それをおろした姿がいいんですよ^^
ツンデレですね。ツンデレなんだけども、ヤンデレの要素が多々あったように思います。
最初は仕事優先、家庭にまで面倒くさい思いはしたくないと言われますが、
主人公がめげずに家庭料理を作ったり、シャツにアイロンをかけたりと、常春に歩みよります。
南条家の長男として厳しく育てられたので家庭の温かさを知らないんですね。
常春が少しづつ心を開いていく過程が良かったです。それとお母さんのハツコさんが素敵で!
お金持ちの夫人なのに嫌味なところがない。
嫁の主人公と料理を一緒にするシーンはすごく好きです。
見た目は怖そうなんだけど、主人公を気づかってくれます。いいお姑さんです。

八尋 隆之介
最初はヤンデレっぽいなと思いましたが、その部分はあまり感じられませんでした。
とはいえ、鬱展開が似合います。
鬱展開が★4つですが、それほど鬱ではなかったように思います。
穏やかな笑顔の下に、情熱を秘めている人。
隆之介は陶芸の家元、八尋の次期当主として育てられてきたせいか、本心を抑えています。
本当の自分をぶつけてくるシーン、とても良かったです。
敬語っていいですね…!暗い影が潜んでいる男性って色気があります。
本当の彼を受けとめ、時間をかけて本当の夫婦になっていく過程が良かったです。
また、弟子の依平がいいんですよ。
隆之介と主人公を気づかってくれますし、お弟子さんなので、
ご飯を作ってくれたり布団を敷いてくれたりします。あるENDではいい味を出してます。



最初に選択肢があり、その選んだ選択肢によって、
おっとり主人公と元気主人公の2種類のどちらかに決まります。
私はおっとり主人公でプレイしましたが、多少、顔グラや言葉づかいが異なるだけで
ストーリーは変わらないようです。
立ち絵と顔グラフィックの種類がメインキャラ・サブキャラ問わず豊富でした。
ただ、立ち絵の顔とCGの顔が違っていたりするのがあったので、そこが少し残念だったかなと。
キャラやストーリー共に良かったです。私は隆之介さん派…。
次回作も楽しみにしています~!
糖度高め、でも少し鬱展開も欲しい…という方にはおすすめです。


攻略
サイト様より攻略ヒントが掲載されています。
それを見れば大丈夫だと思います。

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