嬉々日記

楽園男子

2019.05.18 (Sat)

楽園男子
TAKUYO
(2013-05-23)



対応機種:PSP
ジャンル:楽園恋愛ADV
メーカー:TAKUYO
レイティング:CERO:C(15才以上対象)
キャスト
松嶋総士:緑川 光
成宮光栄:杉山紀彰
榊 真明:前野智昭
小鳥遊麗:保志総一朗
笹塚真介:間島淳司
名張秋彦:水島大宙
日守幸兎:下野 紘

公式サイト
※辛口・ネタバレ注意



ストーリー
主人公『神咲明日那』は10年振りに昔住んでいた街に帰ってきた高校2年生の女の子。

引っ込み思案でなかなか思ったことを言えず、
流れに身を任せるような人生を送っていたけれど、
ここで出逢った相手は一癖も二癖もある男性ばかり。
自分の意見が言えないと、ただ翻弄される日々が続いてしまう。

そこでエンジニアを目指す幼馴染に相談すると、
良い物があると言って不思議なソフトを渡される。
それは予め会話パターンが何十万通りも入っているというもの。
表示された選択肢を選べば、
会話が上手く出来ない人でも何とかコミュニケーションが取れる……らしい。
但し選んだ後の話の進め方は使い手次第なので、あくまでこれは補助装置。

しかし主人公は何とか頑張ることを決意し、自分の意見を言えるようになりたいと望む。
いつしかソフトは必要なくなり、主人公は1人の男性と恋に落ちる。
けれど主人公に魅力を感じる男性は1人ではなくて……?

ライバル、裏切り上等のハーレムな世界。もう一つの楽園が、ここにある──。






元男子校でクラスは女子自分一人だけ。
原作の漫画読んだことあるんだけど、もうだいぶ前で覚えてない…。
こんなキャラいたっけ…?ゲームのオリジナルキャラなのかな。
原作を読んでいなくても問題ない作りなんだろうけど、
予想通り展開やキャラクターの言動に突っ込みどころ満載だった…。
CERO:Cだけどエロ描写はあっさり。

デフォルト呼びなし。
履歴ロードがあるのは便利なんだけど、次の日になったことが分かりづらい時もあるので、
日付を表示して欲しかったのと既読の色を付けて欲しかった。

ストーリー説明にもあったけど、主人公の性格が優しいというより押しに弱い。
自分の意見がなくてイライラする、というよりかは女の強かさがあったし
お決まりの「○○くん今何て言ったんだろう…」
「(ほぼ告白の台詞)今のどういう意味だろう…?」があり。
結構自分の欲に忠実な主人公だったと思う…。
イケメン2人に挟まれたりとめちゃくちゃモテるけど、何故そんなにモテるのか分からない。
少女漫画・乙女ゲー主人公だからか…。

そういえば担任の嵐先生がカエル畑の米原先生と戸神先輩を足したようなキャラだった…。
主人公にめっちゃ頼み事をしてくるけど、副担任や助手とかいないの…?
攻略順は共通BAD→幸兎→総士→光栄→秋彦→真介→麗→真明
以下キャラクター個別感想(プレイ順)↓





幸兎
設定的にはおそらく後に攻略した方がいいんだろうけど、
BEAST EARSを手に入れる為序盤に攻略。
主人公のことを小さい時からずっと想っているエンジニア志望のイトコ。
はた目から見ればバレバレな幸兎の想いにはなかなか気づかない安定の鈍感主人公。
そうしないとシナリオが膨らまないし仕方ないけど、
両想いなのになかなかくっつかずダラダラ続く展開に飽きてしまった。
夢枕とかイヤリングとか怖いなって思ってしまった…。
こんなものを作る幸兎がサイコ発明家にならなければいいけどバッドエンドによってはあり得そう。

総士
どうやら原作で主人公と結ばれるらしいメインヒーロー。ジャージが青学っぽい。
主人公に光栄への牽制をしてから自分が主人公とくっつくとは…。
あと最後の長すぎる劇のシーンは一体…。
それの後押しでくっつくんだけど謎展開だった。

光栄
総士ルートでも主人公に好意があるのが分かってたけど、
めちゃくちゃ分かりやすいしぐいぐいくる。
総士のバッドエンドで病みを見せられた割には、
本人ルートには病みがそれほどなかった。
まさかというかやっぱり光栄ルートでもED前に劇のシーンがあってま た か。
もう劇は見たくない…。

秋彦
主人公の秋彦と仲良くなりたい理由にえっ…。
更に秋彦が主人公を好きになる理由にもえっ??となった。
正直笹塚先輩の話の方がインパクトあり過ぎて秋彦の印象が薄くなった。
あと本人にその意志がないとはいえあの終わり方にはモヤっとした。
全く何も問題がない子って訳じゃないけど花崗に対しての態度酷くて花崗が可哀想に思えた。

真介
何で主人公を好きになったのか分からず…。
家庭の問題とはいえ関係者家族の話し合いで結局収まるし、
主人公がしたことと言えば、関係ないのにただ割り込んで家庭の事情を聞くのとか完全野次馬…。
やっぱり花崗に肩入れしてしまうな…。
純彦への想いとか聞いて応援したくなったし花崗との恋愛の方が面白そうだった。


初見で一番近寄りたくない雰囲気が漂ってたけど、やっぱりめんどくさかった。
真明がとの仲を邪魔していざ主人公の好意が向けられると
好きが分からない…とか言って突き放してくる。
主人公も何回も懲りずに泊まりに行くので、ある意味お似合いの二人だと思う。

真明
こっちもめんどくさかった。しかも麗も真明も相手ルートでは
真摯な態度なのに自分ルートだとこうも変わるとは…。
まさかの麗を応援したくなってしまった。

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