嬉々日記

雅恋~MIYAKO~

2019.03.30 (Sat)
雅恋 ~MIYAKO~(通常版) - PSP
アイディアファクトリー (2010-11-25)

対応機種:PSP
ジャンル:平安絵巻恋愛アドベンチャー
メーカー:オトメイト
レイティング:CERO:B(12才以上対象)
キャスト
安倍晴明:中村悠一
和泉:浪川大輔
源頼光:櫻井孝宏
源信:井上和彦
式神・壱号:鈴木裕斗
芦屋道満:森川智之

雅恋~MIYAKO~
※「雅恋~MIYAKO~」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。
※ネタバレ注意



ストーリー
「消えたくなければ私に従え、式神参号」

創造主であり、主であると名乗る陰陽師・安倍晴明。
だが少女には、彩雪(名前変更可能)という名があり、意思があった。
「面白い式神だ」と笑う晴明と、存在意義を探すため式神の契約を結ぶ少女。

こうして、彼女の式神参号としての生活が幕を開けた。

絢爛豪華な宮廷生活と、逞しく生きる庶民たちの息づく平安の皇都。
「皇都のなんでも屋」こと「特別仕事寮」に出仕することになった参号。
そこでは、仕事寮に属する面々との出会いが、彼女を待っていた。

和泉・ライコウ・源信、壱号、そして晴明という、
寮の仲間たちと仕事をこなし、仲を深めていく日々。

その中で明らかになっていく、道満率いる沙汰衆の存在。
「密仕」という危険な裏仕事と、そこで起こる命をかけた戦い。
そして、皇都を覆い始めた陰謀の影……。

果たして参号は、仲間と想いを通じ合わせ、
共に皇都を救い、生きる意味を見つけることができるだろうか?







平安の都─仕事寮が舞台。
安倍晴明に作られた式神の少女が主人公。
道満率いる沙汰衆の思惑を止める為、
魔王復活を阻止するために三種の神器を集めることに。

主人公である参号は、式神だけど術を使ったりして戦える主人公ではないんですよね。
戦闘でも特別役に立つということでもないし、主人公を式神としたのは、
晴明と道満ルートで明かされる内容の為なんだろうけど、人間でも物足りなさがある。
何故「彩雪」だったのかも分からなかった。

言動が幼く無垢な感じかと思いきや、小生意気で強かな性格で
攻略キャラ(特に大人)が仲間や妹みたいな感情しか持てないと思うんだけど…
恋愛感情を持つのは無理があるように思える。
ところで雅恋の世界では式神と人間が恋仲になるのは問題ない?
どのキャラもあっさり結ばれてるけど同じ式神の壱号はともかく何か禁忌感ありそうで、
そこも触れられるかと思ってたけど、特になかったから多分大丈夫なのか…。

操作はいつものオトメイトの仕様の操作ではないため最初はやりにくく感じるけど、
慣れればさほど気にならずプレイ出来ました。
□ボタンを長押ししないと早送り出来ない!?と焦ってたら、
△ボタンのメニュー欄に既読早送があって一安心。

状況説明が長く、特に「燃え」も「萌え」どころもなくぽちぽちボタンを押すだけなので、
すごく眠くなった作品。

戦闘シーンもただ長いだけでつまらないし戦闘システムもなくて良かった。
設定は面白いんだけど、部分部分のシナリオを無理矢理繋ぎ合わせたような感じがして
雑さが目立ってたし、戦闘描写が本当に長い。
戦闘ではないキャラクター描写の掘り下げをもっとして欲しかった。
辛口で言ってきたけど、立ち絵は後ろ姿の立ち絵まであり豊富で細かいしグラフィックも綺麗。
スチルの構図も良いものが多かった作品でした。
以下キャラクター個別感想(プレイ順)↓
(攻略順は源信→壱号→和泉 →ライコウ→晴明→道満)





源信
おしゃれカット坊主。
穏和な性格で誰かが揉めると仲裁してくれたりと場の空気清涼剤。
仕事寮に源信がいてくれて良かった。
覚り目のせいで目を閉じていたという…細目のキャラだと思ってた。

壱号
主人公とは等身大ケンカップル。意地悪なことも言うけど本当は優しい。
ストーリー性は他キャラと比べると薄く感じるし、EDはかなりご都合主義に感じたけど
まあハッピーエンドだしみんな無事で(?)で良かった。
弐号の人型verの顔見せないのか…。

和泉
初見、黒幕で裏切っていそうな雰囲気だけどそんなことなかった宮様。
めんどくさい性格なのは、まさかと言うべきかやっぱりと言うべきか…
思ってたより人間臭かった。皇位につく思いとかもっと描写が欲しかった。
他キャラにも言えることだけど、主人公に対して妹や
仲間としての交流しかしてなかったのに、恋愛対象として結ばれるのは急展開に感じた。

ライコウ
話し合いの中、考え事をして上の空で注意をされる、というのを
何回もするのでちょっと好感度が下がってた。
そしてやっぱり(?)の裏切り…でも「死神」姿の方が好み。
ポニテ男子は髪を下ろす運命なんだな…。
妹の頼子の方がしっかりしてて女性らしいし賢い。
やっぱり主人公を恋愛対象として見るのは無理がある…。

晴明
さすがメインヒーロールートなのか、他キャラと比べると長め。
晴明がよく行方不明になっていたり勾玉を持っていた理由が分かりなるほどね~。
他キャラルートではほぼ出番のなかった道満もかなり登場。(ずっと戦ってたとも言える)
暴走verの妖狐姿が正直笑ってしまったけど、
主人公が自分が生まれてきたのは「晴明を救うため」だと思えたシーンは良かった。

道満
晴明ルートで大体予想がつくし特に驚くような新事実もなかったし、
やっぱり生きて償うエンド…。
菊花の方が好感持てる女性だし、主人公に惚れる要素あった…?
昔恋仲だった相手が出てくると大体その相手の方が好みなんだよね…。
もふもふが「晴明の母」だと知った時はショックだったし、
キーパーソン的な立ち位置のルートにしては残念なシナリオだった…。
ちなみに晴明ルートで出てくる道満の天羽々斬の剣、めっちゃ握りにくそう。





雅恋 ~MIYAKO~(限定版) - PSP
アイディアファクトリー (2010-11-25)

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