嬉々日記

幸福の塔

2018.06.17 (Sun)
サークル名
稲海
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作品概要
年齢制限:15歳以上推奨
配布形式:フリー
ED数:5

ストーリー
歪みの果てに、幸福はあるか。

昔々、そのまた昔、救世主は悪い悪いドラゴンを倒しました。
人々に讃えられ、崇められた救世主は言います。
「穢れを知らぬ子供たちの手で、空を越えた遥か彼方、
『神の国』まで届く塔を建てねばならぬ。
そこには苦しみも悲しみも、ありはしないのだ」
国中から集まった子供たちは、まだ見ぬ『神の国』を目指し
一心不乱に塔をつくります。

それが一体、何であるかも知らないままに。


(サイト様より転載) ※ネタバレ注意



『籠の街』の稲海さま作品です。
PCによっては環境設定画面で右クリックをすると強制終了する等の不具合があり、
他にもreadmeに記載されているので、チェックしてからのプレイをおすすめします。

何故『幸福の塔』は作られているのか
何故救世主は『幸福の塔』を作らせているのか


マルチバッドエンドノベルということで覚悟してプレイしましたが、
予想以上に鬱々としたバッドエンドだったので苦しくなった…。
あと主人公が傍観者の立ち位置なのも悲しい。
主人公が助けてくれる展開を待っていた自分がいました。

力仕事、工房、調理場の個別エンドを見た後に追加ルートに入ることが出来ます。
ちなみにreadmeにおすすめ順が記載されているので、その順番でプレイしました。
この追加ルートで全ての真相が分かるのですが、
決してハッピーエンドではないのにハッピーエンドにも見えてくるから余計に哀しく切ない…。

Ulや絵のタッチもお洒落ながら作品に合っているんですよね。
そして『神の国』はとても残酷ですね…。

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