2018.04.01 (Sun)
対応機種:PSP
ジャンル:女性向け恋愛アドベンチャー
メーカー:オトメイト
レイティング:CERO:C(15才以上対象)
キャスト
キョウゴ・ナギ:逢坂良太
ティオ:松岡禎丞
クライヴ・ニール:緑川光
ホリック・ソル:藤原啓治
エヴァ:阿部敦
アダム:阿部敦

※「クロノスタシア」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社ランタンルームスに帰属します。
※ネタバレ注意
ストーリー
世界の終わりまであと99日。
最期の砂が落ちる音を、私は誰と聴くのだろう──
“世界樹の大砂時計”に見守られ、栄華を誇る大領都アルビオン──。
10年前、“時の革命”によって時間を管理する術が世に広まった。
人々は自らの時間をこぞって時間銀行“BANK”に預け、または売り払って
贅沢を謳歌(おうか)する。
いつしか“時(とき)”は“かけがえのない物”では無くなっていた──。
17歳の少女ルシアは、幼いころの記憶が無い。
それでも、叔父が営む喫茶店を手伝いながら、穏やかで楽しい毎日を過ごしていた。
そんなある日、領都を一大ニュースが駆け巡る。
「BANKに貯蓄されていた“時間”が謎の組織に奪われた。
──世界の残り時間は99日分しかない!」
街の活気が突如として戸惑いと混乱に変わる中、彼女は“小さな砂時計”と出逢う。
砂時計は眩(まばゆ)い光を放つと、手にとる彼女にある力を与えた。
それは、想いによって“時を止める力 ―クロノスタシス―”。
賑やかな祭りの後のような世界で、今、物語は動き出す。
ルシアと“大切な人”との、想いを乗せて──。
攻略順はティオ→クライヴ→キョウゴ→ホリック→エヴァ。
私はこの攻略順で正解でした。
ホリックか恐らく真相ルートだけど、エヴァが気になる人は
最後にやってもいいかもしれません。
プロローグ、攻略キャラクタールート選択までスキップ可能。
短めなので、早い人は短時間でフルコンプ出来るかと思います。
物語のキーワードである『時の刻限』と絡めてのメッセージ性もあり、
やって良かったと思える作品です。
だけど、ご都合展開や、あの事には触れないの?的なことが結構ある。
主人公ルシアの出生に何かあるのかと思ってたけど特にないのか…。
ホリックかエヴァルートで分かると思ってたけど、結局主人公が一番謎なのでは…。
もっとシナリオを練ってくれれば個人的に上位に入る良作ゲームに
なったのではないかと思います。
スチルは綺麗なものから、どうした?というようなものまでばらつきあり。
BGM/OP/EDの音楽も素晴らしい。
特にEDの『手の中の虹』がとても好きになりました。
少ないけどフルで流れる仕様余韻に浸れるし良い。
ただEDの動画鑑賞がなかったのが残念。
クリアするとキャストトークが聞けるのですが、どの方のトークも面白かったです。
松岡さんが可愛かったのと緑川さんの話に驚きました。
以下キャラクター個別感想(プレイ順)↓
ティオ
モヤモヤは残らないけど、真相が全く明かされていないので、序盤推奨ルート。
某キャラとの関係のフラグが結構あるので、感がいい人は気づく。
他キャラルートでは、空気かほりックマと共に癒しキャラ。
クライヴ
鞭をバンバン振るいまくる冷徹な軍人に反してルシアとのデート可愛かったし、
ヴァナルガンド側視点から見えるシナリオも良かった。
ティオ→クライヴの順番でやって正解でした。
クライヴルートの最後の最後で感動;;良かった…
このままお互い分からないまま終わるのかと思った。
それにしても私服、胸元空き過ぎじゃない…?
キョウゴ
幼馴染みメインヒーローの王道ルートでした。
すごく主人公を想ってるんだけど、大変な時にお芝居してていいの…?
とかアダムに感謝した方がいいんじゃないのかな、とも思ったり
アダムの方が気になってしまった;
ホリック
「叔父様」と呼ばせたのは(恋愛対象にはしないように)距離を
取るためだったのかな。ホリックの趣味かと思ってた。
真相ルート?なので、謎だった部分は大抵分かる。
エヴァ(アダム)
ヒール男子。
キャストが同じなので、ある程度予想はついてたけど、
『クロノスタシア』は彼とルシアの為の作品だと言っても過言ではない。
アダムについても諸々分かるんだけど、ホリックはこの事を知らない、
ということでいいんだよね?仕方ないけど身内がみんな優しくないな…。