2013.03.27 (Wed)
騎士道精神を教育理念としているシュバリエ学園の学長を兼務する理事長。
滅多に人前に姿を現すことがなく、彼と言葉を交わすのは
一部の教員または銃士隊のみと謎が多い。
秩序を重んじ、威厳に満ちた雰囲気だが、普段は大らかで穏やかな性格をしている。
実はリシュリューは52歳の姿と若い青年の二つの姿を持っていました。
【ミステリアスな男】 で若い姿の方は登場します。
老いた方が仮の姿で、若い方が本当の姿らしいです。
宿敵であるアンヌを欺くため、悪魔の力で老いた姿となっているのですね。
どうだ、ダルタニアン。
私とデートでもしないか?
廃教会でなかなか甘い言葉を囁きかけて来ましたが、若い姿になるとさらに^^
周回プレイするとシナリオが追加されるようですね。(気付くの遅い)
おそらく2周目以降で追加されてたのかな。
どうやらロシュフォールのサファイヤの指輪はアンヌが持ち出したようです。
そしてその指輪をトレヴィルに渡す。やはりアンヌとトレヴィルは組んでいたか…。
ちなみにこのリシュリュー√で、黒装束の男がトレヴィルだということが分かります。
まぁ声でバレバレでしたが…^^;
リシュリューとダルタニアンは廃教会で出会います。
「アポロン」「セレーネ」
と呼びあい逢瀬を重ねていきます。
お互いに素性を知らない者同士が出会うんですよね。
アンヌへの復讐心は変わらずですが、気になったのがこの台詞。
……忌々しい娘よ……ダルタニアン……
前世では大切な者を殺され苦い思いをさせられたのだ……
すべては仕方なかったこととはいえ……許しがたい……
あの娘が鍵を持っているのなら利用する……
どのようなことをしてでも……
前世でリシュリューはダルタニアンに誰か大切な人を殺された、ということ…?
そういえばトレヴィルも似たようなことを言ってたな…。
前世のダルタニアンは銃士隊の見習いだったようだし何があったのか。
リシュリューの回想によると、リシュリューと良い仲であった【コンスタンス】は
リシュリューを庇い、銃士隊の見習いの男に殺されてしまいます。
「銃士隊の見習いの男」…。声がコンスタンティン役の下野さんなんですよね…。
…うーん何か色々近づいて来た。
このあとは悲惨。トレヴィルの所業が恐ろしかった…。
バッキンガム搭の鍵の正体を教える代わりに、リシュリューに銃士隊を殺させます。
これにより、ダルタニアンはリシュリューを恨むように…。
しかしリシュリューは憎まれ役を務めているんですよね。
アンヌのせいで亡くなった者達の亡霊の言葉や、バッキンガム搭の鍵が
ダルタニアンの心臓を貫いた剣だということを知り、戸惑い葛藤していきます。
あなたが憎い!
私を騙し、銃士隊を殺したあなたが憎い!
絶対に許さない……!
(お前のそんな言葉は聞きたくなかった……)
(仮の姿で心を偽っても……)
(真実の私はお前を求める……)
(300年の思いが今……揺らぐのだ……)
(ダルタニアン……)
(許しを乞う真似はしない。私は自分のしたことを後悔してはいない)
(それはお前と逢瀬を重ねたこともだ……)
結局リシュリューはダルタニアンを殺すことが出来ず、
鍵を諦め引き続きアンヌを探し出すことを決める。
そしてロシュフォールに命令するのですが、ロシュフォールは
リシュリューの気持ちに気付くんですよね。
(私は今も昔も国ではなく、リシュリュー様に仕えているのです)
ううロシュフォールのリシュリューへの忠誠心…;;
前々からトレヴィルを疑っていたロシュフォールは独断でトレヴィルを調べます。
しかしそのことがトレヴィルにバレ、今度はロシュフォールの首を要求。
トレヴィルの真の狙いは“地下にある迷宮”だということまでつきとめる。
リシュリュー枢機卿……万歳…………
こう言い、リシュリューの剣によって絶命するロシュフォール。
ロシュフォール√を見たあとのこれはなかなかキツイ…。
生きて幸せになって欲しかった…。
しかしこんなことを言ってはアレだけど、リシュリューはロシュフォール√で
自分を裏切ったロシュフォールをダルタニアン共々殺しているんですよね。
色々立場や状況が違いますがダルタニアンを想って「殺すことが出来ない」ということは
共通していると思います。またロシュフォールを殺すのかと落ち込み…orz
約束通りロシュフォールを葬ったので、トレヴィルはリシュリューにアンヌを引き渡す。
アンヌを殺そうとするとルイが現れ、アンヌの売国疑惑を放置したこと、
そしてリシュリューへの仕打ちを黙認したことを心から詫び、自分の手でアンヌを殺めます。
アンヌ……300年の間、あなたを愛さなかった日はない。
でも、あなたの望みを聞くことだけが愛ではないと、
ぼくはようやく分かったんだ。
ルイはアンヌの後を追い幕は閉じます。
王妃であったアンヌを300年もの間変わらず愛していたのに、
アンヌの死ぬ間際に口から出た言葉は「ジョージ」。
敵国イングランドのバッキンガム公の名前ですね。
最期まで酷いな…ルイが報われなさ過ぎて。。
でもルイもこの復讐劇に関わってるからね…。
後半でようやく分かるのですが、
リシュリューの想い人であったコンスタンスという女性は、300年前アンヌの侍女。
そしてコンスタンスを殺したのは銃士隊見習い『ダルタニアン』。
ん…?『ダルタニアン』?
ダルタニアンの前世は銃士隊見習い『ダルタニアン』で、
コンスタンティンの前世が【コンスタンス】ってことかな?
でも「銃士隊の見習いの男」とコンスタンティンが下野さんなので…^^;
リシュリューは元々悪魔であるトレヴィルと契約して悪魔となったらしいけど、
トレヴィルとは一体何者なのか。どんどん深まっていく…。
ダルタニアンを恨んでいるみたいだし…。
地下には棺に眠る【コンスタンス】が。
トレヴィルは【コンスタンス】の棺を庇うという最期。
想い人だったのかな。
それでリシュリュー、ダルタニアンを恨み、【コンスタンス】の死に
関わる人間を殺させ合った、ということかな?
最後はダイヤの首飾りの力で大円団。
カステルモールや銃士隊、アンヌやルイ、ロシュフォール。
亡くなった人物が生き返ってました。トレヴィルも普通に先生やってます。
ダルタニアンとリシュリューしか記憶が残ってないけど、みんな生きてるし。
5年後のエピローグではダルタニアンのお腹に赤ちゃんが!
2人は学生結婚したそうです。理事長と生徒の結婚…すごいな。
「どんどん人が死んでいくなぁ」と思いましたが、最後はHAPPY END。
もしかしてマスケティアで一番幸せなENDなんじゃないかと思った程。
お次は真相が明らかになるであろうトレヴィル√!