嬉々日記

アルカナ・ファミリア 【パーチェ】感想

2012.05.05 (Sat)

やっと幼馴染組が終了。
ラ・ザーニア!


Arcana Famiglia

◆パーチェ(CV:杉田 智和)
棍棒の幹部。
少しお調子者なところがある、陽気なムードメーカー。
留守がちな幹部長の代わりに、組織内で交渉役として、島民や各幹部間の調整に当たる。
知恵はあるが、知識は足りないため、いざという時は拳で黙らせる。
動物的な感覚だけで生きている。
デビト、ルカとは仲が良い。食いしん坊。

※ネタバレ注意



棍棒の幹部でありながら、幹部長代理でもあるパーチェ。
陽気なムードメーカーなだけあって、愉快で明るいキャラでした。
パーチェ√は食べ物ばかり出てくるから、お腹空きましたw
特にラザニア。食べに行きたい。

ルカ√でも登場した次期領主のアルベルトが関わってきます。
実は領主の息子であり、アルベルトの兄だったパーチェ。
アルベルトはパーチェに戻って来て欲しいようだけど、パーチェはファミリーが
何より大事と断る。
パーチェの母親であるカテリーナはすでに亡くなっており、パーチェとアルベルトは
異母兄弟なんですね。
アルベルトの母親よりも早く、第二夫人であるカテリーナが長男を生んだことで、
父親や第一夫人から冷遇されたそうです。


カテリーナは自分の息子が将来、跡目争いに巻き込まれるのが
分かっていたから自ら館を出たんですね。
そして教会のお世話になり、そこでルカとデビトに出会う。
ルカやデビトにとってもカテリーナは母親のような存在だった。
今までのように裕福な暮らしではないけど、穏やかで温かい。
カテリーナ母さんの愛がね…。

パーチェの能力は「力」。
このアルカナ能力にも代償があるんですよね。

『リ・アマンティ(恋人たち)』から夢の中で話しかけられる。
ここでアルカナ能力について知ることが出来る。
『リ・アマンティ』は他の大アルカナたちとは違い、フェリチータの精神力はあまり必要としていない。
その代わり、人とのつながりから生まれた、フェリチータの想いを欲している。
タロッコはカードによって性格やその代償も違う。


「ラ・フォルツァ(パーチェ)、
ラ・ルーナ(ジョーリィ)、フォルトゥナ(フェリチータ)はとても性格が悪く、求める代償は…」


かなり意味深で、気になる。
フェリチータのアルカナ能力の代償は【記憶】でルカ√で明らかに。
パーチェのアルカナ能力の代償はパーチェの【命】。
ダンテから幹部長代理から幹部長になってくれと言われ、
「自分には未来がない」と断ったのはこういう理由だったんですね。
パーチェのタロッコの特性で、30歳くらいまでしか生きられない。
今パーチェは25歳だから、あと5年くらいしか生きられないってこと…?
あと数年しか生きられない人間が領主になったり、幹部長になったら、半端になる。

それよりは、みんなが幸せになれるように、おれの力を使ったほうがいいって

このことをルカやデビトにも話さず、たった一人で抱えていました。
事実を知ったルカやデビト2人の想いも切なくて…
ルカ、デビト、パーチェの3人はジョーリィにタロッコを無理やり契約させられたんですよね。
デビトと違って、パーチェはジョーリィを恨まず、全てを受け入れているようです。
別にジョーリィを恨め、とは言わないけどもっと抗わないのか。
↑の台詞の通り、パーチェは優しい人なんですね。
当のジョーリィはパーチェを実験材料にしか思っていない。
タロッコによる不運な運命に追い詰められた人間の取る行動をもっと研究したかった。
パーチェの命や気持ちを研究材料にしていたジョーリィ。
『アルカナ・デュエロ』で分かりますが、ジョーリィのアルカナ能力は、
過去に見た一番思い出したくない光景を繰り返し見せる能力

嫌な能力ですね…。戦い方もまぁひどいw

パーチェは自分がいなくなって悲しむ人がいる。
ルカやデビトに黙って死んだら、すごくつらい目に合わせていたと、
自分勝手だったことに気付きます。
そして木材の事故で、二度とフェリチータに会えなくなると思い、
逆の立場になってやっと実感するんです。

お嬢……!
おれ、やっぱり生きたいよ。それでお嬢の隣に……
一緒にいたい

ごめん……おれ、今、どうしても自分の気持ちを抑えられない

せめて、お嬢が幸せになれるように……
おれのこの力をお嬢のために使いたい
そしてもし、『アルカナ・デュエロ』におれが勝ったら、その時は……
おれの残りの人生をお嬢に全部やる!
おれの命がいつまで保つかわからないけど
お嬢のそばで生きる!
だからもっと笑ってよ、フェリチータ


名前呼び捨てにドキリ。 それにこのスチル可愛い。
しかーし!残りの人生くれるよりも、生きて側にいてほしい。
想いが通じ合ってすぐに死んでしまうとか嫌過ぎる。


【パーチェED1】
『アルカナ・デュエロ』でフェリチータが勝利。
パーチェはフェリチータの部屋を訪れて告白をします。
2ヶ月前から態度が変わってないと思いきや、どうやらパーチェは
フェリチータが『アルカナ・ファミリア』に入った時から好きだったようです。
遠くから憧れるような気持ちか~。
パーチェがお嬢のことを好きなのは、パーチェ√やらなくても伝わってたけどw
「お嬢はおれのジェラートだー!!」
食べ物に例えた…パーチェらしい。


【パーチェED2】
フェリチータが勝利。
フェリチータとパーチェは皆を教会に招待し、ラ・ザーニアパーティーを行います。
特性特大の『ラ・ザーニア』を振る舞う。
軽く小舟くらいの大きさだそうです…。でかっ
少し分けて頂きたい。
ここで出るスチルは何と、フェリチータとパーチェがキス!
おお!今のところキススチルは初。
欲を言えば、ちゃんと唇が触れ合っていればもっといいw


【パーチェED3】
パーチェが勝利し、フェリチータと結婚する権利とパーパの座を
手に入れたパーチェはフェリチータに結婚を申し込みます。

おっ嬢ー!おれと結婚ー!!
さぁお嬢!結婚だ!
おれと結婚しよう!
パーパも認めてる、ほら結婚!
い・ま・す・ぐ!


早く子どもを作って、そして孫も作ろう!

随分軽いw
もっと愛を込めてプロポーズして欲しい。
パーチェが8歳の時に書いた『ラ・ザーニア』との婚姻届けを探し出し、突きだすルカ。
『アルカナ・ファミリア』の掟で重婚は禁止なので、
フェリチータとの結婚は諦めるように言われてしまいます。
パーチェとラ・ザーニア夫人はすでに10年以上もの婚姻関係にあるそうですww
ラ・ザーニア夫人がいるなら仕方ない。

以上でパーチェ√終了です。
結構気になったところがあったんですよね…。

・パーチェを狙っていた男達がいたけど、彼らは一体何者?
・アルベルトが関わっていた?(それをほのめかすような描写が…)
・和解してたけど、もしかしてアルベルト?
・パーチェを狙った理由も分からず。

そしてこれが最も肝心。
パーチェの命
結局、あと数年しか生きられないということは変わっていない。
それなのに結婚してしまっていいの?
自分の寿命が短いのを知りながら求婚してるし… 。

これは幽霊船で明らかに?
パーチェの命については何とかして欲しい。
後味が悪いし、モヤモヤが残るルートだったなてん。
幽霊船で解決すればいいけど。