嬉々日記

AMNESIA 【ウキョウ】感想

2012.04.22 (Sun)
AMNESIA(アムネシア) (通常版)予約特典なし
アイディアファクトリー (2011-08-18)


やっと隠しキャラです。
長かった^^;

AMNESIA

◆ウキョウ(CV:宮田 幸季)
※ネタバレ注意



どこにでもふらりと現れる奇妙な青年。
主人公に謎の警告を発しては去っていく。
主人公を守りたいのか、それとも害したいのか……。
真意や目的は謎に包まれている。


◆あらすじ
とある架空世界の、とある架空の国の、とある架空の街での物語。

それは、8月1日のこと。
朝、目覚めた主人公は、突如として8月1日以前の記憶を『全て』失ってしまっていた……。
自分がどのような人生を送ってきたかも、周囲の人間関係もまっさら白紙の状態。

そんな彼女の目の前に現れたのは、自身を『精霊』と名乗るオリオンという少年だった。
オリオンの導きにより、記憶を取り戻すために奮闘することになる主人公。
まずは自分の日常生活から探っていこうとした矢先、彼女のものであるらしい
携帯電話が着信を告げる。

――液晶画面に表示されたのは、やはり『知らない』名前だった――

名前も顔も知らない、主人公の『恋人』であるらしい『彼』との出会い。
誰を信用するべきか不明な状況で、相手に記憶喪失を悟られないよう行動する主人公。
それにより物語は複雑に絡み合っていく。

『彼』との思い出を持たない主人公は、この日から新たな恋物語を紡ぐことになる――。



他キャラのルートでも散々殺されてきました。
理由があっての行動だろうとは思いつつも身構えてプレイ。
攻略して、ウキョウの印象がだいぶ変わりました。
一途というか愛をも、もはや越えちゃってる気がします。ここまでやれる人いないよ…。
そして、さすが隠し…。やっぱり隠しまでちゃんとやらないとダメですね。
全ての謎が明らかになります。

序盤は大学へ行くとそこでウキョウと会い、大学に入らない方がいい、
そして8月いっぱいは来ない方がいいと忠告されるのですが、
それを無視して大学に入ると爆発事故で自分が誰なのか
思い出せず死亡します。
BADになるの早すぎだし、破片が体に刺さって砕かれるとかグロイ。
序盤からこんなことに…。覚悟を決めて再プレイ。

ウキョウ√の店長のワカさん一番好きです。
発言、行動がいちいち面白い。
冥土の羊にて、サワがミスしたことを店長は何故か知っていて、

今後このようなミスがありましたら――殺しますよ

(゚ロ゚ノ)ノ!!
これまた爽やかボイスで言ってくれます。
スタッフ1人1人の良いところを褒めてあげて、感じのいい人だと思ったら。
しかしあの優しい声で「――殺しますよ」とか言われてもいいな。
主人公のことは、真面目で勤務態度が良いと褒めてくれる。
そして主人公は主に男性のお客に褒められているらしく、主人公の個人情報を
欲しがる人や、店内スト―キング活動を行おうとする人もいるそう。
店内スト―キング活動!?危なっ
「冥土の羊」男性スタッフにより排除されているんだとか。

最悪、私がこの手で……しますのでどうぞ今まで通り好感を抱かれる接客をしてください

ちょ、「……」のところ何w
店長は足音をせずに人に近づくことができる。
シンが店長に聞いたら、軍の暗殺部隊にいたらしいです。
「戦場ではよく今が何日で何曜日で自分が何者か見失っていた」
とも発言してるし、店長何者w
ウキョウが店に来店。どうやら店長がウキョウに見覚えがあるよう。
デザイン系の雑誌を広げると、そこにはウキョウが載っていた。
ウキョウは写真家だったようです。
そういえば職業を考えたことなかったけど、ちゃんと働いていたんですね。

主人公とウキョウが出会ったのは、ウキョウが写真家の卵で、
主人公は高校を卒業したばかりの頃。
卒業旅行で神戸に遊びに来ていた主人公が道に迷っていたのを、
たまたまウキョウが見つけて道案内したのがきっかけ。
主人公と色んな場所へ歩きまわり、何かを確認するウキョウ。

この世界は君を殺そうしている

なぜ未来が分かるのか聞くと、一度自分の身で経験してるから、
これから起こることを知っている。
信じてくれなくてもいいので、自分の忠告を8月が過ぎ去るまで聞いて欲しいと答えるウキョウ。
「8月が過ぎ去るまで」と期限付きなんですよね。
信じていいのか?と迷うけど、嘘を言ってるようには見えない。
まぁなかなか信じられないよね;

店長がウキョウの写真が載っている雑誌を購読しているのは、
病気で余命いくばくもない祖父が教えてくれた本だからなんだそう。
しかもその方は病気で……


というのはらしいです。
嘘かい!?何で嘘をついたんだw
でも憎めないww
主人公がバイト漬けなのは理由がありました。
バイトをしてお金をためて、神戸に旅行しようと思っていたようです。
カレンダーにも、「めざせ・神戸!」と書いてありました。
これって神戸で出会ったウキョウに会いに行くためだよね?
もしや両想い…?
イッキに花火大会に誘われるけど、ウキョウは不機嫌になりつつも、
主人公にイッキと言って来るように言われる。
そしてイッキと半ば強引に行くことに。
ウキョウならそうすると思うけど、やっぱりここは止めて欲しいなー…。
翌日、リカと一緒に浴衣を買いに行くことになります。
リカの話だと、主人公はリカの親友でリカに誘われて、イッキのファンクラブに入っているそうです。
そしてイッキは誰か1人を極端に贔屓したりしないように気を遣っているのですが、
それでも最近になってファンクラブに入ってきた子は、
それすらも気に食わず、平等にではなく自分だけを見て欲しい、
だから他の会員を追い落とす、ということがあるようです。
怖…。イッキ√でその怖さは体験済みだけど、その話を聞くだけで蘇る恐怖。
それとリカと親友!?イッキ√では考えられない。。
親友のリカに誘われてたからって、イッキのファンでもないのにファンクラブに入っちゃうとか…!
これは全力で止めたい。
会長であるリカにも新会員たちに抜け駆けしてずるい、とバトルになったとか。

皆、なぜか私には常に弱腰というか引き気味なので、勝つのも簡単でしたわ。ふふ

でしょうね…。
完膚なきまでに叩き潰して勝利したそうです^^
リカには勝てないでしょw新会員たちよくリカに文句言えたな~と感心。
シンがリカのことを「フランス革命っぽい人」と言っていたのには笑った。
なるほど上手いw

ウキョウとの記憶を少しずつ思い出して行きます。

愛してる
俺は、君を愛してる……目覚めたら、何度でも言うよ。何十回でも何百回でも
君を抱きしめて君に愛を告白する
だから――だから……あと一度でいい、目を開けてくれ……!
他には何も望まない、俺のことなんか忘れてもいい、だから、どうか…!
彼女を助けてくれ――……!


イッキのファンクラブの話が出てきたので、またくるのか…?と思っていたら。
イッキのファンクラブ会員の女の子たちにインクが入った水風船をぶつけられます。
やっぱりやられた。おかげで背中が赤色に染まります。
相変わらず悪質ですな。
理由はミネがファンクラブ会員があまりにもしつこいので、イッキが主人公を
花火大会に誘ったことを教えてしまったことが原因のよう。
何で教えたんだ…。
さらにトーマに見つかり、イッキのファンクラブ会員にやられたと答えると、

……そう、わかった
この件は俺に預けてくれないかな。カタをつけてくる


えっ何をする気!?怖いよ!
このままいくと監禁BADになります☆
しかしウキョウ√でもイッキのファンクラブにやられるとは思ってなかった。
そしてトーマにもやられるとは…
「24時間以内にこの街からあなたの敵を駆除しましょう」
店長も心配してくれます^^
頼もしい。

ウキョウを可愛がってくれたお祖父さんは、ウキョウが小学生の時に
亡くなりお祖父さんの家だけが残った。
だけどその家は道路の拡張工事のために取り壊されることに決まる。
ウキョウは反対したけど、小学生だったのでどうにもできず。
ちょうど海外転勤が決まった両親に連れられて、その家がとっくに
取り壊されたと思っていたが、ちゃんと残っていた。
その家は家の造りが特別で、重要文化財に指定されて、取り壊しを免れたそうです。
主人公はそのことを本で読み、その家を見たくて異人館に行きウキョウと会う。



そしてウキョウは15年の間に親の仕事の関係で、各国を転々とし、
まともに学校に行けなかったそうです。
少しは自分で勉強をしたり、親が勉強を見てくれたそうですが、相当ヤバいらしい。
二桁の足し算ができないのはこれが理由だったのか。
日本を含め、15ヵ国を転々としたが、どの国の言葉も全く話せないらしい。
アメリカに3年いたんだから英語は話せるんじゃ…?^^;
特典CDで二桁の足し算ができない発言に、え!?となった。
足し算は出来るんでは、と思わなくもないけどウキョウなので、まぁいいか。


俺の好感度上げてはいけません!付け入るよ!?
大体、君は最初に出会ったときから俺に優しすぎるの!親切だし!いい子だし!可愛いし!
なのに妙なスネ方したり時々ムキになったり涙もろかったりとにかく全部駄目!
……たださえ凄く好きなのにこれ以上好きになったらこの後が辛いよ



そんなウキョウさんは主人公にメロメロ。
本当に主人公のことを想っているのが伝わります^^
入ったらいけないと忠告されたのにもかかわらず、茗荷大学へ行くと、
「ほんとにもう!」とぷりぷり怒られるし、ウキョウ可愛いなw
最後の一文は切ないんですけどね…。
そういえば、初めてメイド服の主人公を見て、かなり動揺したそう。
今だったら即死レベルだね!あんまり可愛くてそのまま連れて帰りたかったよ
落ち着いて!w

……ほら、そういうのが隙だよ
もっと俺のこと、ちゃんと男として意識しないと駄目だよ
今だって俺は、このあとどこまでなら許してくれるかなってそんなこと考えてるんだから
……ごめんね、怖い?
だけどこれが俺の本音だよ。だからね、気をつけて

1人暮らしの女の子の家に誘われたら大抵の男は勘違いするよ


ウキョウは絶対、主人公になかなか手が出せなくて
オロオロするんだろうなーと思っていたら!!
過去にウキョウを自分の家へ招いたことがあり、そこでキスされます。
とんだ誤算。ウキョウのイメージがここでも変わりました。
記憶が徐々に戻るのですが、精霊のオリオンと同化したせいで、
他の世界を覗き見できるようになったのかもしれないようです。
そしてウキョウが言っていた「アイツ」の存在。

記憶が戻り具合が悪くなった主人公を気づかって帰ろうとするのですが、
ウキョウは主人公が引きとめて手錠をつけて主人公の傍にいてくれる。
「…おはよう、起きた?」
朝チュン!?いえいえ、ちゃんとそばにいてくれただけ^^
ウキョウから詳しく話を聞くことに。

ここは本来、主人公が死ぬはずの世界。
8月11日に主人公が大学で実験棟の爆発に巻き込まれて意識不明になり、
回復しないまま25日に死ぬ。

それが本来、この世界で起きたはずのこと。
だけど主人公は8月1日に大学の構内に足を踏み入れなかったので、今も無事でいる。
主人公が無事でいることで、この世界が本来行くべき未来と主人公の時間にズレが生じている。
25日に死ぬのが、この世界での主人公の運命。
だからこの世界はどうにかして主人公を25日までに殺そうとしている。
主人公がこの数日何度も危険な目にあったのはそのためで、
死の運命を把握しているウキョウが主人公に助言しているとはいえ、
こんなに無事でいられるのはありえない。
主人公が主人公じゃないと世界が誤認するような理由があるのかもしれない。

という訳なんですね。
これってやっぱりオリオンと同化したからなのかな。
世界に殺されようとしているとは…。

明日の25日が過ぎるまで主人公には無数の死が降りかかる。
注意深く回避しようとすれば大概のものは何とかなるが、最大の敵が自分であるウキョウ。
自分を信じないで、死なないで欲しい。
明日を乗り越えて、主人公に生きて未来へ進んで欲しい。
それが自分の願いだというウキョウ。

俺が君と言葉を交わせるのはこれが最後になるかもしれないから、今、伝えておく。
俺は何度君と出会って、何度君を失ったかもう数え切れないけど
俺は今も、今でも、君を愛してるよ


これじゃもう完全に遺言…。
「彼女が生きていてくれるなら、君が悪魔でも構わない」
主人公が大学の事故で怪我を負った時、自分の命でも魂でも
くれてやると、誰かと話すウキョウ。
オリオンの考えだと、ウキョウはもしかしたら、こことはよく似た、
けど少しだけ違う別の世界から来た人物。
ウキョウはもともと別の世界の人で、その世界で主人公と恋人同士だったが、
ウキョウは主人公を実験棟の爆発事故で失った。
その後ウキョウは世界を移動して今ここにいる主人公と出会った。
そして、今度こそ主人公が死なないように警告をしている。
オリオンの考え当たってるよね、これ…。
でもウキョウが話していたのって誰?
ウキョウは人間なので世界を移動することはできないし、主人公がウキョウに
殺意を抱かれる理由はないけど、
裏ウキョウの『生き残るために主人公を殺す』という言葉にひっかかるオリオン。

あれ?まさか……いや……そんな……そんな残酷なこと……

ちょっと悲惨すぎること考えちゃってさ……。
でも多分関係ないから気にしないでいいよ


何…?そう言われると余計気になる。
まぁこれはもちろん後に分かるのですが、焦らさないで;
その後店長から『月刊PHOTO』に載っていたものを是非見て欲しいと、
それを撮って送ってくれます。
これは!!
OPに使われていた主人公のスチルが。
綺麗なスチルだな~と思ったら、ウキョウが撮った写真だったんですね。

添付を見てウキョウとの記憶を取り戻すのですが、
そのせいでオリオンの姿が見えなくなる。
オリオンに止められるも、ウキョウに会いに行く主人公。
オリオンから話を聞くと、主人公とウキョウは相反する運命を持っていて、
25日までにどちらかが死ななくてはいけない。
自分たちにできるのは、どちらかが死ぬのを選ぶだけ。
運命を変えられるのは神様じゃないと不可能、あとは奇跡を祈るしかない。

どちらかが死ぬのを選ぶだけ、とは残酷だな…。
サワからのメールでウキョウは神社にいることが分かり、神社に行くと、
そこにはイッキのファンクラブの会員が。
ええ!?
しかもハサミとカッターを持っている。怖っ
イッキに贔屓されてリカにいつも庇ってもらってるのがずるいと、
社に閉じ込められ、社の中に向かって打ち上げ花火を打ち込まれる。
髪の毛切るだけで許してやろうと思ってた、とか怖すぎる…。
壁に引火して燃えだすけど、そこはウキョウが助けに来てくれる。
まぁこの後、裏ウキョウに殺されそうになるのですが。
しばらく裏ウキョウから逃げ回り追い詰められ、殺されそうになった時の
主人公の言葉が後々響く…

「ウキョウが今まで私のために何度も死んできたなら、1度くらい私にも同じ事をさせて」

そしてオリオンが言っていたことが明らかに。
前にオリオンが言っていたことは事実だった。

ウキョウは主人公が生きている世界を探し、色んな世界を渡り歩いた。
しかし主人公とウキョウがそろって存在している世界は、今いる”この世界”だけ。
ウキョウは主人公に生きていて欲しくて他の世界へ行って代わりにウキョウが殺されてきた。
主人公に会い、死んで、また主人公を探しあらゆる世界を移動して、死に続けた。
だけど、主人公が生きていることをウキョウが生きて確認できないので、
ウキョウの「主人公に生きていて欲しい」という願いは叶わない。
何度も死の苦痛を味わったせいで、正気を失い別の人格、裏ウキョウが生まれた。
裏ウキョウが主人公を殺そうとしていたのは、主人公とウキョウの共存を
世界が許さないので、主人公を先に殺していた。
他の世界の主人公をウキョウは、自分が死から逃れるために殺して来た。
罪の意識に耐えられず、また別の主人公が生きている世界に移動してきた。
世界を移動する力は二ールと契約して手に入れた。


二ール…?
やけにオリオンが「二ール様、二ール様」と言うと思ったら。こういうことか。
どうしてウキョウと契約したのかというと、ウキョウが
実験棟の爆発事故で主人公を失う頃まで遡る。
そのウキョウの慟哭に引き寄せられたのがオリオンの主である二ール。
二ールは神であり、その力は人の願いを叶えることで補充される。
色んな世界を渡り歩き、力が尽きかけていた二ールは
より強い願いの持ち主を求めて偶然ウキョウに出会った。
そして二ールにウキョウは主人公の生を願ったが、いくら二ールでも
死を覆すことはできないので、ウキョウを「主人公がまだ生きている世界」へ移動した。
そのために二ールは体を捨てて、ウキョウと同化。
オリオンの創造主が主人公を探し求めていたので、オリオンが主人公に惹き寄せられた。
ウキョウの願いを叶えるためには、ウキョウと主人公が存在した世界でなければならない。
そしてその世界は、あらゆる平行世界の中でもたった1つしか存在しない。
それが今のウキョウと主人公にとっての「原初の世界」。
8/1より前にウキョウと出会い、8/25に主人公が死んでしまった世界。
この世界でなければ、ウキョウと主人公が存在できないのでウキョウの願いは叶えられない。
だから二ールはこの世界へやって来て残された力を使って、この世界の時間を巻き返した


この世界と、この世界に近い世界の気候がおかしくなってたのはそのせいだったのか。
時間は戻せても、気候までは戻せなくて、時間と気候が大幅にズレてしまったそう。
二ールが離れていけばすぐに本来の気候に戻るそうな。

長い説明になってしまいましたが…。
こういうことだったんですね。
二ール様が関わっていたとは。
いくら神様でも、できることとできないことがあるってやつか。
裏ウキョウと契約して世界を渡る力を手にしたのかと思ってた。
「代償はお前の魂半分寄こせ~」みたいな。
裏ウキョウの存在や行動も詳細を知ると切ない。
主人公が26日を生きて迎えられることによって、ウキョウの死と引き換えに
ウキョウの願いは叶うとか悲しいね…。
そして8月なのに寒かった理由も明らかに。
そうか、ちゃんと理由あったんだ…。
アムネシアの世界観でそういう設定にしてるんだと思ってた。
話を戻すと、ウキョウの願いは叶い、主人公は生きている。
ウキョウを許すか、許せないの選択肢が出るけど、
許す許さないの問題じゃないし、ここで「許せない」はないでしょ…。
主人公はウキョウと共に帰還することを決める。
しかしウキョウは、自分が救われるために主人公を殺した罪を
背負って生きていくことはできないと主人公を拒む。
そんなウキョウに主人公は――


今までずっとあなたが傍にいてくれたのに、気がつかなくてごめんなさい
それから……あなたを置いて死んでしまって、本当に、ごめんなさい
でも、これからは私が傍にいる。苦しむあなたを守ってあげる

だから――ウキョウ。一緒に戻ろう
私と一緒に、生きよう



……もういいよ、ウキョウ
あなたは1人じゃない。私がいる

……ああ……
…ごめん。それから…ありがとう――



主人公が全てを受け入れ、ウキョウを抱き締める。
やっとウキョウも苦しみの連鎖から解放できたんですね。
ずっと苦しんできたんだもんね。
そしてオリオンと二ールは人間の世界に干渉しすぎた罰を受けることに。
自分が願いを叶えることで、たくさんの人を不幸にしてしまったと嘆く二ールに
「あなたは少なくとも2人の人間を幸せにしてくれた」

オリオンと二ールと別れ、数日後。
待ち合わせをしている主人公とウキョウの2人。

「大切なもの、今度は落とさないでね。はい」

主人公のハンカチを拾ってくれた2人。
これは明らかに人間の姿をしたオリオンと二ール!
オリオンと二ール、そして主人公はお互いのことを
忘れてしまっているようだけど、ウキョウだけが覚えているようです。
どうやらこれがオリオンと二ールにとっての『罰』?
主人公は2人を懐かしく感じているようだったけど、ウキョウだけが覚えている…。


――いい天気だ。まるで今も夢の中にいるみたいだよ
夢じゃないよ。ちゃんと現実。ほら
……私の手、あたたかいでしょう?

うん……そうだね
このあたたかさを失わない限り、俺はちゃんと生きていける
……愛してるよ
この世の終わりまで、君を――



フルコンプまで時間がかかりましたが、やっぱり達成感があっていいですね。
好きなキャラは、

店長>ケント>ウキョウ≧シン≧イッキ≧トーマ

でした。
いやまぁ店長はウキョウ√が断然好きです。
元暗殺者とか。詳しく知りたいのでウキョウ√の店長攻略したい。
ヤンデレ好物なので、トーマが上位にくるかと思ってたけど、それほど自分の中で響かず。
自分でも意外。
ヤンデレだからといいて、必ずしも好きになるとは限らないってことですね。
....〆(・・。)メモメモ
店長は置いといてw
攻略対象の中ではケント。 ケンカップル美味しい。
憎まれ口を言い合っていても、結局主人公には敵わないっていうね。
美味しい。
あと一番穏やかに恋愛できたのはケント。
他が過激すぎたんだけどw

アムネシアは『サスペンス風乙女ゲーム』。
最初は記憶喪失とバレないように行動し、バレたらBADになるものだと
思っていたので、速攻でバレたときは焦りました^^;
まぁバレるのは問題なかったんですけどね。
サスペンスといっても怖かったのは、ファンクラブの嫌がらせ。
生々しく、女は怖い…w


GOOD ENDING
【大切なもの、今度は落とさないでね】
NORMAL ENDING
【ウキョウさんを知りませんか?】
BAD ENDING
【ああ、駄目だった…】
【明日はバイトを休んでもらえるかな?】
【このくらいは苦しんでもらわないと】
【ずっと、一緒だよ】
【心の底からおまえを愛してたぜ】
【間に合って良かったぜ】
【また別の世界で殺しあおうぜ】



まぁBAD数の多いことw
どれもなかなかグロい描写でしたが、なかでも【ずっと、一緒だよ】。
これはトーマに監禁されるEDでした。
ちょっと触れましたが、ファンクラブに水風船をぶつけられたときのです。
トーマはリカに会ってファンクラブの中の危険分子を割り出してもらい、
彼女たちが、今後計画的に主人公を追い詰める気でいたことをつきとめる。
かなり悪質な手口なようで、怒るトーマ。その後トーマのマンションへ。
嫌な記憶しかないんだけども(´▽`)ナハハ
部屋に入ると、床に謎の赤い液体が!!!
殺ったんか!?トーマ、殺ったんか!?

トーマ曰く、証拠品として回収してきたインクだと言ってるけど、信じられないよ…!


まあ、見ればびっくりするよな。一見血みたいだし
うん、……でも、血じゃないよ。少なくとも俺やおまえのじゃないから安心して
当分、外に出ないほうがいい
おまえは、誰にも傷つけさせない。必ず――俺が守るから
おまえが死ぬまで――この場所で――ずっと
ずっと、一緒だよ…… 



ガチャ、と鍵がかかるようなSEで締め。
またあの檻に閉じ込めるのかな~。まさかまたトーマに監禁されるとは…。
NORMALもBADみたいだった。
主人公、ウキョウのこと忘れてるし。
やっぱりGOOD ED。
少し切ない雰囲気だったけど、これから主人公と幸せになって欲しい。

これでAMNESIAフルコンプ。
エンディングコンプ、ご褒美CGもゲット。
トーマの人気投票1位のご褒美イラストはこれからきてたんですね。