ストーリー
時は平安、場所は皇都。
人々から「朱月の返人」と呼ばれる反魂の危機は去り、都人は平和な生活を謳歌していた。
主人公の「彩雪」は、稀代の陰陽師「安倍晴明」の式神。
前作で魔王降臨の危機から皇都を守った──秘密組織「仕事寮(しごりょう)」。
平和が訪れた都で、表の顔「なんでも屋」に従事する彩雪たち。
そんなある日。
帝に即位した和泉から届く招待状。
そこには一言「今宵、神泉苑にて宴をおこなう」と。
そして一同が介した宴で、仮面を被った和泉の口から告げられたのは、
「仕事寮の解散。──今宵は最後の宴」の報。
驚きを隠せない主人公たち。
果たして本当にあの“仕事寮”は解散してしまうのか!?
それは、帝となった和泉の企てた摩訶不思議な夢のような饗宴だった。FDの『あわゆきの宴』では和泉がキーパーソンであり、
開かれた宴と和泉の仮面の謎を解くことが目的となる。
どうして宴が開かれたのかと和泉が仮面をつけてる理由は、
なるほどと思ったんだけど、賭けをしたとはいえ、弟の冷為が和泉の代わりとして
表向きは政をするのは、何だかいいように使われてるようにも見えなくはない…。
和泉は裏の政をするので、まさに二人は対称的な存在なのか…。
それにしても浪川さんの和泉と冷為の演じ分けが彩雲国の陽月…。
ちなみにどのキャラからプレイしても何故、和泉が仕事寮解散と言い出し宴を
開いたのかが分かるので、特に真相ルートみたいなものはなし。
目パチ、既読スキップのしやすさやバッグログ機能の追加、
システム面やUlがかなり改良されていてプレイしやすくなっていました。
グラフィックも更に綺麗になっており、平安王宮の景色がとても美しい。
データインストールに時間かかったけど、その価値はある。
スチルやグラフィックの水面や光が動き桜、雪が降る演出がとても美しくて見とれる。これだけこだわってるの個人的にイチカラム作品以来。
前作にあったシナリオや主人公へのイライラがかなり軽減されているし、
お互いに相手を想う描写がちゃんと描かれていて良かった。
戦闘シーンもないし、とても読みやすくなってる。
本編+FDでプレイするべき作品だと思います。
FDが良かったので、本編でううーん…だった人もそれで終わらすのは
もったいないな、と思いました。
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