ストーリー
世界の終わりまであと99日。
最期の砂が落ちる音を、私は誰と聴くのだろう──
“世界樹の大砂時計”に見守られ、栄華を誇る大領都アルビオン──。
10年前、“時の革命”によって時間を管理する術が世に広まった。
人々は自らの時間をこぞって時間銀行“BANK”に預け、または売り払って
贅沢を謳歌(おうか)する。
いつしか“時(とき)”は“かけがえのない物”では無くなっていた──。
17歳の少女ルシアは、幼いころの記憶が無い。
それでも、叔父が営む喫茶店を手伝いながら、穏やかで楽しい毎日を過ごしていた。
そんなある日、領都を一大ニュースが駆け巡る。
「BANKに貯蓄されていた“時間”が謎の組織に奪われた。
──世界の残り時間は99日分しかない!」
街の活気が突如として戸惑いと混乱に変わる中、彼女は“小さな砂時計”と出逢う。
砂時計は眩(まばゆ)い光を放つと、手にとる彼女にある力を与えた。
それは、想いによって“時を止める力 ―クロノスタシス―”。
賑やかな祭りの後のような世界で、今、物語は動き出す。
ルシアと“大切な人”との、想いを乗せて──。攻略順はティオ→クライヴ→キョウゴ→ホリック→エヴァ。
私はこの攻略順で正解でした。
ホリックか恐らく真相ルートだけど、エヴァが気になる人は
最後にやってもいいかもしれません。
プロローグ、攻略キャラクタールート選択までスキップ可能。
短めなので、早い人は短時間でフルコンプ出来るかと思います。
物語のキーワードである『時の刻限』と絡めてのメッセージ性もあり、
やって良かったと思える作品です。
だけど、ご都合展開や、あの事には触れないの?的なことが結構ある。
主人公ルシアの出生に何かあるのかと思ってたけど特にないのか…。
ホリックかエヴァルートで分かると思ってたけど、結局主人公が一番謎なのでは…。
もっとシナリオを練ってくれれば
個人的に上位に入る良作ゲームに
なったのではないかと思います。スチルは綺麗なものから、どうした?というようなものまでばらつきあり。
BGM/OP/EDの音楽も素晴らしい。
特にEDの『手の中の虹』がとても好きになりました。
少ないけどフルで流れる仕様余韻に浸れるし良い。
ただEDの動画鑑賞がなかったのが残念。
クリアするとキャストトークが聞けるのですが、どの方のトークも面白かったです。
松岡さんが可愛かったのと緑川さんの話に驚きました。
以下キャラクター個別感想(プレイ順)↓
ティオモヤモヤは残らないけど、真相が全く明かされていないので、序盤推奨ルート。
某キャラとの関係のフラグが結構あるので、感がいい人は気づく。
他キャラルートでは、空気かほりックマと共に癒しキャラ。
クライヴ鞭をバンバン振るいまくる冷徹な軍人に反してルシアとのデート可愛かったし、
ヴァナルガンド側視点から見えるシナリオも良かった。
ティオ→クライヴの順番でやって正解でした。
クライヴルートの最後の最後で感動;;良かった…
このままお互い分からないまま終わるのかと思った。
それにしても私服、胸元空き過ぎじゃない…?
キョウゴ幼馴染みメインヒーローの王道ルートでした。
すごく主人公を想ってるんだけど、大変な時にお芝居してていいの…?
とかアダムに感謝した方がいいんじゃないのかな、とも思ったり
アダムの方が気になってしまった;
ホリック「叔父様」と呼ばせたのは(恋愛対象にはしないように)距離を
取るためだったのかな。
ホリックの趣味かと思ってた。真相ルート?なので、謎だった部分は大抵分かる。
エヴァ(アダム)ヒール男子。
キャストが同じなので、ある程度予想はついてたけど、
『クロノスタシア』は彼とルシアの為の作品だと言っても過言ではない。アダムについても諸々分かるんだけど、ホリックはこの事を知らない、
ということでいいんだよね?仕方ないけど身内がみんな優しくないな…。
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