銃士隊顧問であり剣と馬術の教師。
人を見下した態度で、冷たく、冷静な雰囲気を持つ。
ただ、理事長のリシュリューには恩があり、常に彼につき従う一途なところがある。
授業は厳しいが、華麗な剣の技により、熱心に取り組む生徒が多い。
授業以外の生徒への個別指導は行わないが、銃士隊だけは例外。
冷静な判断力と鋭い剣は学園の誰も敵わない。だいぶ内容を忘れてるのでちょっと整理すると、
主人公であるダルタニアンの父親・カステルモールが悪魔に襲われ、殺される。
ダルタニアンはトレヴィルによって助けられ、父親がかつて
シュバリエ学園の教師だったことと父親が学園から何かを
持ち出したために殺されたということが分かる。
真相を探るためにダルタニアンはシュバリエ学園に来たわけですね。
そんな時に亡くなった父親の側に落ちていたサファイアの指輪が
ロシュフォールのものだった。
さらにロシュフォールと悪魔が一緒にいるところを見てしまい、
ますますロシュフォールへの疑惑が膨らんでいきます。
まぁ普通に考えて完全に怪しいよね、ロシュフォール。
これだけ証拠的なものが揃ってると疑われても仕方ない。
そして理事長であるリシュリューに全て話し、協力をしてくれることになります。
しかしこれ、リシュリューの思惑で、銃士隊から離れさせアンヌへの復讐に利用することが目的。
アンヌはアンヌで、首飾りを手に入れたらダイヤの力でリシュリューを消そうとしている。
大人しそうに見えるけど、ある人物と組んでカステルモールを殺した人物。
バッキンガム塔の中にはダイヤの首飾りがあり、そのダイヤには魔力がある。
これを両者狙っている訳ですね。
復讐劇だから当たり前だけど…何かもうドロドロです。
300年前、前世は政略結婚でフランスに嫁いだルイ13世の王妃であったアンヌ。
フランスとイングランドが戦争を引き起こした。
艦隊を率いていたイングランドのバッキンガム公とは恋仲であり、
世界を動かすほどの魔力が秘められたダイヤの首飾りを渡した。
ダイヤの首飾りがイングランドに渡れば、国は滅亡してしまう。
こうしてアンヌはフランスを裏切ったんですよね。
ダイヤの首飾りを奪い返そうとしたが、そのことに激怒したアンヌは
リシュリューとロシュフォール、直属の部下達を皆殺しにしたそうです。
そして銃士隊を言いくるめてこちら側につかせる。
銃士隊はアンヌ側につき、ダルタニアンはリシュリュー組につくことに。
今までの√にはなかった展開なので面白いのですが、
前世の記憶がないダルタニアンと銃士隊は完全に巻き込まれたという感じ。
もちろん無関係ではないんだけど、前世の記憶がある人達だけでやって欲しい…。
それと個人的にはアンヌが悪女だし身勝手過ぎてイライラしました。
「前世でも私のために働いたんだから、また協力してよ」みたいな上から物言いもね。許せん。
この復讐劇の根源であり、みんなを巻き込んだ張本人のようにしか思えなかった。
でも生まれ変わってもやることは同じなようだ…。
ルイも相変わらずアンヌの言いなりだし。
切なかったのはこれによって、ダルタニアンと銃士隊の仲が悪くなっていくんですよね…。
特にアトスがピリピリしてダルタニアンへの物言いが冷たくなります。
マジでアンヌ許せん。
リシュリューから300年前の真相を聞くも、
「前世は王妃だったとしても、今は別の人間として生きている」復讐するのに協力するのは…とすぐには納得できないと言います。
アンヌに聞かせてやりたい…。
全てを知ってしまい、このまま野放しにはできないとロシュフォールに牢へと監禁されてしまう。
えー…こういう監禁は萌えな…ゲフンゲフン
そっけなつつも結構な頻度で様子を見に来てくれます。
舞踏会を楽しみにしていたダルタニアンに
「……そのように寂しそうに笑うな」「私が相手をしてやる」とダルタニアンと牢の中で踊るんです^///^
何これ素敵。ロシュフォールの「踊りたいなら踊ればいいだろう」的な!!!
軍人としての魂を授け、自分の存在価値を見出してくれた
恩人であるリシュリューに忠誠を誓っています。
前世では主君の願いを叶えてあげられなかったので現世では必ずリシュリューの役に立つ。
自分を捨てるという人生。
リシュリューと共に生きることは自分が納得した人生だと言う
ロシュフォールにダルタニアンは「自分を大切にしてください」と言います。
何故、私の言うことを聞かない……
何故、こんなになるまで我を通そうとする……
何故、嘘をついてでもリシュリュー様を信じてるふりをしない……
自分をごまかしてでも理解してるフリをすればこんな所……
今すぐに出してやるのに。ダルタニアンに揺れ動いてるロシュフォール。
意識がないダルタニアンを抱きしめたりと無意識なのか^^?
黒装束の男(多分トレヴィル)に襲われ、今度はロシュフォールの部屋で
監視されながら暮らす事になります。
こうしてさらに2人はどんどん距離を縮めていくわけですね。
しかしとうとうバッキンガム塔の鍵の正体が明かされます。
それは
「ダルタニアンの心臓を突いて飛び散った穢れなき紅い血」。
ダルタニアンの死をもって塔の扉が開かれる。このことをリシュリューから知らされ、ダルタニアンを殺せと命令が下ります。
忠誠を誓ったリシュリューとダルタニアンの間で苦しむ。
フランスのため、リシュリューのためと自分言い聞かせるも、
それでもやはり揺れ動くロシュフォール。
長きに渡った永遠の誓いと一瞬の溢れる思い、
どちらを選ぶことが正義だ?ダルタニアンに剣を突きつけて「貴様の正義とは何だ。」「貴様の忠誠とは何だ。」と問います。
これに対しダルタニアンは、
正義とは……
ただ一つを選ぶことです。
考えなくても選び出せるただ一つの心です。「自分の正義とは何だ」と問いかけられても、なかなかすぐに
答えられる人はいないのではないかと
こうしてロシュフォールはリシュリューの命を実行せず、ダルタニアンを銃士隊に託す。
そして自分は裏切り者だとリシュリューに裁きを下してもらおうと自ら戻るんですよね。
ダルタニアンと逃げようとは思わないのか…。
その後はダルタニアンが助け出し、仲がこじれかけていた銃士隊と
再び誓い合い、リシュリューを倒すために協力し合うことに。
良かった良かった。仲が悪いままは嫌だよね。
銃士隊の隠れ家で過ごす事になるけど、イチャコラし始めます。
どうやらこの日はノエルの日で、家族とゆっくり過ごす日らしいです。
家族がいない場合は、
大切な人と過ごすんです。
今……みたいに……明日は命を懸けた戦いになるからなのか、ダルタニアンが大胆に。
ロシュフォールに「好き」だと想いを告げるダルタニアン。
先生……キスしていいですか……?……え…………………………勝手にしろ。……はい。………………………………何をしている。早くしろ。す、すみません……!自分で言ったものの動揺して……
どういう風に、とか、その…………私を待たせるな…………急に大胆になってどうした…!?
ロシュフォールも頬を染めちゃってまぁ可愛い。
その後はロシュフォールの方からダルタニアンにキス。
……悪魔と人間の関係に……未来があると思うか……?先生……
私も悪魔になったら……一緒に生きられますか……?…………悪魔の刻印はどうしたらつけられますか……?……刻印だと?ならば今、付けてやる。あっ……!
違う刻印をな……服を肌蹴させて、肩口へとキス。
なんだよなんだよ~
頬赤らめてた癖にロシュフォールもやるなぁ。
そしてツララを取ろうとして転んでしまった場面。
ん……痛くない……
雪の上だからか…………私の上だからだ。ロシュフォールの初めての笑顔…!!!
普段笑わない人の笑顔ってドキッとするよね。
満面の笑顔で可愛いなぁ。
おそらく復讐や前世の記憶に捕えられていて初めて自然に
笑えたんじゃないかと妄想。
すごく穏やかな時間を過ごしますが、この後最後の戦いへと続くわけですね…。
銃士隊が生徒達を逃がしている間にリシュリューとの戦いが始まります。
庇いあうダルタニアンとロシュフォール。
そしてついにリシュリューの剣で貫かれて2人は死んでしまいます。
わたし……の……せいで負けて……ごめんなさい………………何を言っている……
負けてもいい……貴様を愛するという…名誉ある敗北だ…………えぇー(゚д゚)!???死んでしまった…。最初BADなのかと思いましたが、これがGOOD ENDらしいです…。
ロシュフォールとは生きて結ばれることは出来なかったのか…。
この後、銃士隊が2人の遺体を共に木を植えます。
そして数十年後、精霊となったのかシュバリエ学園を見守っています。
うーん。。やっぱりラブラブENDが見たかったかなと。
それか生まれ変わって結ばれるとか。
でもまた生まれ変わるのはさすがにアレか;
まぁ2人が幸せそうなので、これもいいかな…。
そういえば結局、首飾りはアンヌが手に入れたのでリシュリューは
消されてしまったということかな。
モヤモヤ。
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