ストーリー
一人の王が世を去った。
代々『聖剣』によって王を定めて来たその国では、新しい王を求め『選定の儀』を催すことになった。
多くの者達がその剣に挑む中───その剣を抜くことが出来たのはたった一人。
騎士でもなく王族でもない、ごく普通の少女だった。
伝説の魔法使いマーリンに説得され、何も分からないまま『王』として暮らし始める少女。
そこで出会う『円卓の騎士』達。
少女は生まれて初めて戦場に立つ。
何故自分を選んだのか分からない聖剣をその手に、泣きながら。
少女は恋を知る。
絡み付く幾つもの運命の糸に翻弄されながらも、たった一人を愛し続ける。
そして、少女はその剣を手に取る。
自分が愛した者の運命を、その手で切り開くために。『プリンセス・アーサー』攻略順
ランスロット→ガウェイン→モードレッド→トリスタン→ガラハッド→マーリン
初回√から躓き過ぎてやる気を削がれていた
プリアサだったけどようやくフルコンプ。
ランスロット√に入った途端、「好きな人が出来たのかもしれない」、
「彼が優しくしてくれるのは『役目』だから苦しい」???何で急に恋愛脳になるのか。
メインヒーローなのに一番シナリオが残念だった…。
ギネヴィアとの関係は結局何だったのか。。
√に入れば早くに主人公か円卓の騎士かが相手を意識始める。
厳しい戦火の中で少しずつ芽生えていく感情、王や騎士の立場の違いや
葛藤がもっとあれば良かったのに。
聖剣に選ばれた少女が「私頑張る!」から始まる。
普通の少女なので、まあ仕方ない、そこまで求めるのはどうなんだろう、
とも思ったけどやはり幼さが目立ったな…。
綺麗事ばかり言ういわゆる理想論主人公。
やはり王位は王族が継ぐべきだと思う。
「聖剣に選ばれた者が『王』」。
聖剣に選ばれた女の子が今度の王です!とか言われると眉をしかめるざるを得ない…。
これを言ってしまうとこの作品そのものを否定してしまうんだけど。
王教育受けてるし剣術も長けてるメドラウトでいいじゃん…と何度思ったことか。
モルゴースのこともあると思うけど前王の甥なのに不憫な扱い。
モルゴースの本当の願いなど、もっと掘り下げて欲しかった部分が
多いし、いわゆるご都合主義展開も多かった。
ランスロットとガウェイン√を終えて主人公が苦手過ぎてイライラしてたけど、
トリスタン√から面白くなってきた…。
というよりトリスタンが主人公の甘さについてハッキリ言ってくれるので、すっきり。
しかし…トリスタン、ガラハッド√は
メドラウトが全部持っていった…。メドラウトの
憎いはずの母親を想って流す涙にやられてしまった…。
救われるようなEDは全くないので、最後まで不憫だったな…。
ショートストーリーが可愛かったし、せめてもの救い。
『「……っ」「!?」「!?!?」』がすごく多いけど、ライターの癖なんだろうか…。
この辺も主人公の苦手な部分となってしまっている。
あと回想シーンの時、画面が真っ白になるんだけど、目が眩む…。
OP、ED共にいい歌です。
真理絵さんの歌声はやはり素敵。
辛口になってしまったけど、後半は楽しめたかな。
メドラウトの存在も大きい。
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