ストーリー
舞台は海にほど近い田舎町、土岐島市。
主人公・小川葵はいつもと同じように過ごしていた。
平凡な風景の中にそびえ立つ、超高層建築物『ツリー』。
30年前に突如現れ、にわかに全国を騒がせたそれも、今やただ寂れた観光資源に過ぎない。
そんな中、葵の所属していた科学部は廃部が決定。
面々は連れ立って廃部前日である、7月29日。
『ツリー』観測へと赴く。
その日、その時、その瞬間──。
『ツリー』は歌いだし、
──7月29日は、ループを始めた。PS2版が発売された当時、「泣きゲー」、「神ゲー」ととても評判がよく、
気になってサイトやOP動画を何度も見てました。
爽やかで何度も見たくなるOPすごくいいんですよね…。
移植をずっと待ち望んで…待望のPSP移植…!
公式ブログでも書いてありましたが、夏空ファンの草の根運動すごいですね。
評価「★3,5」
えっ、低くない…?と自分でも思います;
上記にも書きましたが、PS2版の高評価と移植をずっと待ってたこともあり、
かなり期待をしてしまったのが原因かなと…。
プレイ終始ずっと「静」であったように感じられる。
よくある何か事件があって「どうなってしまうの!?」やプレイ後に
「面白かった~!」はなかったんですよね。
これだけだと悪く言ってますが、乙女ゲームをしている、というよりかは
静かに静かに、小説を読んでいるようでした。そこが魅力でもあるんですよね。
もちろん面白くないという訳では決してないです。
科学部(部長弄り)のやり取りにクスりとしてしまうんですよね。
思わず科学部を拠り所にしていた葵を心配してしまったり。
すごく楽しそうだけど、主人公の葵も含め科学部みんな何かしら抱えていて、
それと向き合い『明日』へと繋げていく。
あと全部解決!という訳でもない。
なので後日談はないんですよね。
正直何かおまけが欲しかったと思うのですが、フルコンプ後の
スタート画面を見ればね…みんな上向いてる…。
夏空は今までのオトメイトゲームにはなかった作品ですね。
シナリオも丁寧に作られていてオトメイトもこんな作品作れるのね…!と思った程。
オトメイトにはまたこんな作品作って欲しい。
過去に販売されていたCD、公式資料集は軒並み絶版?しているようで…。
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