ウェブリン王国親衛隊チューチューナイツ(CCK)を率いる冷酷な猫種の王子。
表面上は年老いた父・ウェブリン国王の傍らで補佐を務めているように装っているが、
実際には父王に「狼狩り」をそそのかした首謀者であり、次期国王としてその怜悧な才能を見せる。
狼種を異様に毛嫌いしており、その行動から「皆殺しの狂猫」の二つ名を持つ。
常に傍らには弟のオージェがおり、共に暗殺を繰り返している。
フィオナに異様なまでにこだわりを見せ、彼女を捕らえ自分のモノにしようと様々な画策をする。メヨーヨだけやったあとずっと
放置寝かしてました。
当時は軽く絶望して凹んだ記憶があるのでプレイするのを躊躇ってたとも言える。
しかし覚悟を決めて再プレイしてみると、あれ。それほどでも…?
いやでも「えぇー!?」という展開がやっぱりあるのですがね。
この1年の間に一体何があったのか(笑)
それにしても声優の演技がすごい。
細谷さんのユリアンの壊れた演技がね…
思わず「ぅぉぉお…」と唸るw
メヨーヨ√までの話をちょっと整理しますと。
主人公・フィオナは人間種の中でも希少なロベイラ種。
生まれつき体が弱く、人間種の女に生まれることが多い。
成人前に命を落としやすくフィオナも今まで何度も命を落としかけています。
身体弱いのに
双子に痛めつけられるっていうね…
そのためずっとシャルメッセンの塔の中で暮らしており、
悪く思いつつも注がれる過保護に窮屈さを感じ、外の自由に憧れを持っています。
メヨーヨから求婚されているのですが、正式に断ってもメヨーヨはフィオナのことを諦めておらず。
本来ならば、貴族にとって喜ばしい話だが、主人公がロベイラ種なので王宮の生活に慣れず、
体を壊してしまうのではないかと心配されているわけですね。
フィオナは貴族の娘として政略結婚の駒にされることを受け入れるつもりでいます。
メヨーヨのことは、別に嫌いでもないし、いいかな、と思わなくもなかった。
貴族の間では、
兄妹間や従弟、近親間での結婚も珍しくないそうです。
ネッソ√が楽しみ^q^
フィオナは人間種の中でも、ウェブリンの建国に関わったとされる貴族筋の家柄であり、
現在でもウェブリン王家との親交が深いガーランド家は陛下のお気に入り。
しかし巷で魔女の噂があり、フィオナを絡め取るための作戦を兄に提案するオージェ。
ロベイラ種は短命なのに、フィオナがまだ生きているのは、魔女だから領民を狼の生贄にして
寿命を延ばしているからだと、フィオナに魔女だという言いがかりをされ、
魔女の嫌疑をかけられる。
ガバルディ六世も判断に困る中、フィオナを城に招き、城に厄災が起きれば、
フィオナが魔女であることが確定すると言うメヨーヨ。
そしてウェブリン王国はフィオナを魔女とみなし、監視されることに。
牢に入れられると思ってたけど、メヨーヨとオージェに案内されたのは空中庭園。
CCKが監視役に。可愛い。ナッツあげたい。
魔女の噂を逆手に、上手くフィオナを城へと引きずり込んだ感が半端ないですが。
この頃は一応優しく扱ってくれるんですよね。
フィオナの幸せを考えるとアレなのですが、このままでいた方がマシだったんじゃないかな、と。
この後の展開が酷いので…。
後半に行くにつれ、気分が下がって行きました
↓↓だって
主人公を牢へぶち込み、拷問ですよ…
R18ゲーム以外で、こんなに攻略キャラに痛めつけられるなんて初めてだ…
正妻・レイリーを殺害、兄であるユリアンの王位継承権を剥奪し、精神崩壊させる。
アルルを謀反人に仕立て上げ兎種を攻め滅ぼし、狼種を狩り殺した黒歴史を
父親であるガバルディ六世に被せる。
そして寝たきりの父親を顔に枕を押しあて殺害。
この双子マジで悪魔だ…
しかしメヨーヨとオージェがここまで歪んでしまったのは、過去を見ると納得出来てしまいます。
母親に騙される形で自殺を手助けしまったこと、正室・レイリーからの嫌がらせ。
正妻ではない母とその子どもである自分との劣等感。
極めつけにメヨーヨの婚約者であったエルヴィラが狼種のアルルに想いを寄せてしまったこと。
さらに、アルルは父のお気に入り信頼も厚く、父親はあっさりとエルヴィラとの婚約を
解消してしまいます。
アルルが狼種特有の奇病にかかり、その衝動に負け、エルヴィラを襲ってしまう。
その報告を聞き、狂人として始末しようとしたところをエルヴィラが庇って
死んでしまうんですよね。
その時にアルルによって顔に傷を付けられるのですが、
よーく見ると確かに顔に
傷がある…!←プレイ当時このシーン見るまで気付かなかった…^^;
こうして今まで溜め込んでいたいたものが爆発するんですね。
狼種を異常なまでに憎んでいるのはこういうこと…。
これねー…、メヨーヨはフィオナを手に入れることが出来なかったエルヴィラの
身代わりとしか見てないんじゃないかなぁ。
従姉妹同士で似ているようだし、
フィオナに対しての執着はもちろん愛情ではなく、
10年前に殺してしまったエルヴィラに対する執着。
狼種を滅ぼしてフィオナを手に入れる。
過去に傷付けられたプライドを癒そうとしているわけですね。
何かもうみんな巻き込まれていい迷惑だわ。。
あとエルヴィラの行動にも疑問を持ったり。
いくら幼馴染とはいえ、王子であるメヨーヨに
「好きな人が出来たの!婚約解消するのがお互いのためだわ!」って、、、
有り得なくないか…?政略結婚なのにそういう考えが持ててしまうの…?
フィオナはその覚悟を持っているのに彼女はなかったのかな。
恋は盲目ってことかね…
メヨーヨとオージェを止めるために城へ戻るんですよね…。
せっかく逃げ出せたのに…!?狼達と暮らせばいいのにw
狼種と話してると穏やかな気分になれる…。
ちゃんと会話が出来るって素晴らしい。
もう完全に双子が悪役で狼達がヒーロー枠です。
案の定、戻るとユリアンは殺され、フィオナは拷問されます…
もう本当こんなに痛めつけられる主人公を見るのは初めて。
乙女ゲームでしょ、これーーーー
猫種と狼種もといメヨーヨとアルルの最後の戦いが始まるわけですが。
この戦いでアルルとギランは亡くなります。
うう…ギラン、ラスが逃げるのを見届けて息絶えるんですよね…
普段はラスに対してツンツンだったけど、最後の最後に…(´ノω;`)
この戦いは後に『Bloody Nightmare』と名付けられるようです。なるほど。
長年憎み続けてきたアルルを倒し、すっかり落ち着いたメヨーヨ。
ウェブリンの復興、ゾディバの特効薬を作り『救国の王、隻眼の白猫王』と
呼ばれるように。
今までのは一体何だったのか?と思う程、良き王になっています。
私の子を産め、フィオナ。
新しいウェブリンを、ともに作り上げよう。
お前は、私だけのものだ。
私だけの……。痛いほどの執着心を向けられているけど、「愛してる」はおろか「好き」の一言もない。
確かに「お前は私のものだ」としか言ってないんだよね…。
ある意味正直だよね…。
それにしてもユリアン、ネッソ、ザラが殺されたのに傍にいて
あげるのか…うーん
BAD ENDではアルルと戦いで負った傷が悪化したメヨーヨ。
家族や大切な人を殺され、フィオナに殺したい程憎まれているのを知っているのに、
傍らに置くのはフィオナだけ。
他に誰にも頼れず弱った姿を見せれるのはフィオナだけ…。
そう気づいてしまってからは殺そうとは思えなくなり、メヨーヨの妻となるフィオナ。
メヨーヨの後を追いかけて死んでしまうエンドですが、こっちの方が
報われてる、と感じました。
BAD ENDの方が救われるとかね…^^
プレイしてみてまず思ったのは、
恋愛した???相思相愛どころか片方も「恋」という感情がなかったんじゃ?
微糖ではなく、全くないんだもんね…。
ジャンルを確認すると、「乙女向けゴシックファンタジーADV」。
恋愛とは書かれてないけどさ…乙女向けだし。
やる前から分かっていたことですが、鞭を打ったり、焼印を押す。
主人公に笑いながら楽しんで鞭を打つ。
「どうして俺を見ないんだ!?」とかだったら、まだ良かったんだけど(いや、やっぱり嫌だ)。
もう自分の傍から離れないように、の監禁とかは美味しいんだけど!
恋愛してないorz
あと「殺したい程憎い」というような描写があったけど、
家族や大切な人を殺されたのに、怒りや悲しみの感情があまり感じられなかった。
もう少しそういう感情の表現があっても良かったんじゃないかなぁと。
まぁすぐ拷問部屋にGOだったからね…。
ちなみにオージェもプレイ終わってますが…うん。
他キャラもこんな感じなのかな…。
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