ストーリー
魔神王国EVUU(エヴー)の姫『アスパシア』は15歳のカワイイ少女。
ちょっぴりオシャマでワガママがチャームポイントだとは本人の弁。
そんなオシャマな少女が、ある日突然魔力が使えなくなってしまう。
魔神の王様である父親に尋ねると、その原因──今は亡き母親が実は人間であり、
自分が魔人とのハーフであることを聞かされる。
こうして神さまから人間に成り下がった少女は、人間の世界へGO!
約2ヶ月間の放浪の末、ようやく辿り着いた砂漠の王国『キングダム』。
そこで彼女を待ち受けていたのは、、右も左のイケメンだらけのパラダイス。
ではなく、大小さまざまな願望を持った人間たちだった。
アスパシアの目的はこの願いを持った人間たちの願いを叶え、
その見返りとして『魔力』を得ることで魔神に返り咲くこと。
──だがしかし、少女に与えられた時間には限りがあったのだ。
魔神になれなければ、彼女を待つ運命は『人間』になることのみ。
それはつまり、本来彼女のいるべき場所、EVUUへ帰ることができないということであった……。攻略順はセラ→シャロン→ヴィ→レジェッタ→ イシュマール → ウンバラ。
魔神ルーレット後は履歴から巻き戻し出来ない、
MAP画面でセーブ・クイックセーブが出来ないのは不便だった。
突然始まったノーマルEDのアサシンバンドの演奏に「??」となったけど、
歌ってるのも声優も主題歌を担当しているバンドの人?
ギャグやメタ発言があると知って多分、自分には合わなさそうだと予想してたけど、
やる前から好き嫌いはいけない…。短めながらも楽しませて貰いました。
心配してたギャグやキャラクター同士のやり取りも面白い。
あっさりプレイ出来るのは良い点なんだけど、もっとストーリーや
キャラクターの掘り下げがあっても良かった。
それがあればもっと評価上がってたと思う。
教団の絶対的な支配や政敵の暗躍とか泥々してるのも面白そう。
「魔神は何故 存在するのか」その応えが『神なる君と』を思い出した。
デザキンでは「魔神」なんだけど、【神】の存在理由は考えさせられる…。
魔神の姫である主人公のアスパシアは乙女ゲー主人公に
よくあるテンプレいい子ちゃんではないんですよね。
今までプレイした中にはいない主人公で楽しかった。
枠外から手や足が出るの初めて見た…。
口が悪いので人が傷付くこともズバズバ言うのかと思ってたけど、
そんなことはなく馬鹿にしてた人間のことも「人間は強い」と思えるように変わっていく。
アスパシアが「真の魔神」へとなる成長物語でもありました。以下キャラクター個別感想(プレイ順)↓
セラチャラそうに見えて「王家を復権させること」やアスパシアへの想いも真剣な王子だった。
アスパシアに「惹かれてる」ってちゃんと本人に言うのいいな…。
初回ルート目当てに作られたんだろうけど、メインヒーローとしてはストーリーに物足りない印象。
父親はどうなったんだろうと思ってたけど他ルートで明らかに。
おまけの『セラといっしょ』で対面出来て良かった。
シャロン「人間らしい魔神の娘」と「人間らしくない人間」の二人。
シャロンがアスパシアに惹かれるのはすごい納得だし自然。
こんなこと言われたらね~。シャロンの本当の願いはそうか、そうだよね…。
今までキングダムの為、身を徹し働き続けて来たのでゆっくり休んで、
父親みたいに体壊さないように気をつけて欲しい。
CV松風さん最高でした。ヴィ厨二なのか分からないけど、話し方が特徴的過ぎてヴィとの恋愛は
ギャグコメか~?と思ってたら個別ルートに入るとシリアス。
アスパシアとの出会いはDESTINYだと思えるストーリーだった。
ヴィの正体やEDも予想外。
レジェッタ物語の核心に近づくルート。あと動物がたくさん出てくる。
キャラ的には予想通りだったけど等身大の少年で良き。
でも「人気投票で最下位系」と言われてて可哀想。
レジェッタ、イケメン枠だったの…!?(髪下ろしスチル後)
イシュマールネチネチ言う珍しいタイプのツンデレ。ツンデレだったのか…。
制限があったけどイシュマール自身や教団についてよりかは、
アスパシアの「母」について分かる。
このあたりはレジェッタ→イシュマールのプレイでなるほど、となる。
イシュマールの過去や「神を殺す」という理由の割には教団との描写が甘く、
大犯罪なのにお咎めもないしそのあたりが残念だった。
ウンバラウンバラのツッコミ面白いんですよね。アスパシアとのやり取りも楽しい。
殴られたり蹴られたり可哀想なんだけど、やっぱり面白い(笑)
各キャラルートで消えてしまったような描写があったけど、ここで救われて良かった。
それにしても人間の姿になっても灰色の肌なんだ…。
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